ウィンボンド・エレクトロニクスのセキュアフラッシュメモリTrustME(R)がPSAレベル2を取得

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  • 2020年2月26日
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半導体メモリソリューションの世界的なリーディングサプライヤであるウィンボンド・エレクトロニクス株式会社は2020年2月26日、セキュアフラッシュメモリのTrustME(R)W75Fシリーズが第三者認証基準の一つであるPSA Certified(TM)レベル2認定を取得したことを発表しました。

セキュアフラッシュメモリ/TrustME(R)W75Fシリーズ

PSA認定レベル2対応となったTrustME(R)W75Fセキュアフラッシュメモリは、Arm(R)v8-Mアーキテクチャベースのシステムを補完し、セキュアで第三者認定を容易にするフレキシブルなメモリサブシステムを提供します。 SoCおよびMCUベンダーは、市場投入までの開発時間短縮を求められる状況において、セキュアで第三者認定を要求されるソリューションの設計が可能です。

ウィンボンド・エレクトロニクスはセキュアフラッシュメモリソリューションのリーディングプロバイダーとして、“Security by Design”、外部攻撃に対して堅牢なRoot of Trust、セキュアブート、ファームウェアの機密性と正真性、セキュアな工場環境下でのデバイス初期化、およびセキュアなファームウェアアップデートのための第三者認定可能なセキュアストレージに注力しています。第三者認定を容易にするセキュアフラッシュメモリのサブシステムは、PSA認定チップとそのプラットフォームを拡張するとともに、より大容量なストレージを必要とするアプリケーションをサポートできます。

つまり、セキュリティを担保していくIoT時代において、SoCやMCUチップの開発・製造は、ロジック混載フラッシュメモリ前提のプロセスノードの制約を受けずに行うことが出来るようになります。

サイバーセキュリティ認証は、信頼とセキュリティに無縁であった製品、サービス、IoTのバリューチェーンとエコシステムプロセスに重要な役割を果たします。“Security by Design”は、多様なIoTのランドスケープにおけるセキュリティ上の懸念に対処するために必要不可欠なものです。PSA認定は、Armが設立したPlatform Security Architecture(PSA)の基盤に基づく独立したセキュリティ保証スキームであり、独立したセキュリティ評価を通じて信頼を構築することを目的としています。 PSA認定レベル2対応は、スケーラブルなリモートソフトウェア攻撃から保護するソリューションを実証するため、PSA Root of Trustの事前セキュリティ評価に基づく認定を意味します。

信頼できるハードウェアベンダー、そして信頼できるソフトウェアベンダーのニーズに満足する設計条件において、PSA認定レベル2取得完了は、事前認定評価を求める開発者に広く適用可能なことを意味します。PSA認定レベル2対応は、FPGAやテストチップベースのハードウェアなど、市場に投入する前の段階のシステムに適用出来ます。

「ヘルスケアからインダストリアルに至るまで、IoTは業界に変革的な影響を与え続けており、チップレベルからこれらデバイスレベルにまで信頼性を組み込んでいくことが根本的に必要になってきます」とArm社のチーフシステムアーキテクト兼フェローであるAndy Rose氏は述べています。「PSA認定レベル2対応を取得したことは、TrustME(R)W75Fセキュアフラッシュメモリがエコシステムにスケーラブルなリモートソフトウェア攻撃に対して必要な保護機能を提供できる証しと言えるでしょう」

Brightsight社のビジネス開発ディレクターであるCarlos Serratos氏は次のように述べています。

「以前から存在するオプション的なセキュリティ実装の時代は終わりました。これからは“Security by Design”に注目しながら準備・実装していくことにシフトしていきます。TrustME(R)W75FセキュアフラッシュメモリのPSA認定レベル2対応のセキュリティ評価でウィンボンドと協業できることを嬉しく思います。これは確実に、IoTデバイスに信頼性を付与する素晴らしい成果と言えます」

ウィンボンドのマーケティングディレクター、Hung-Wei Chen氏は次のように述べています。「セキュリティがますます重視される中、トラステッドブートとファームウェアアップデートを堅牢化するソリューションがIoT基盤に不可欠です。そのために弊社TrustME(R)セキュアフラッシュメモリは、外付けのフラッシュメモリのコード・データをセキュア化し、結果、プラットフォームセキュリティアーキテクチャの実装を強化します。IoTの時代のセキュリティ、第三者認定、フレキシブルソリューションという需要増加に応えるべく、我々の専門知識と経験に基づいたセキュアメモリソリューションのサポートに取り組んで行きます」

■W75F/TrustME(R)セキュアフラッシュメモリの特長

– アドバンスドセキュリティ

●PSA Certified(TM)レベル2認定、コモンクライテリアEAL5+認証取得

●セキュアeXecute In Place(XIP;暗号化コードを直接フェッチ)

●耐タンパおよび耐サイドチャネルアタック

●コードおよびデータの機密性と正真性

●SoCとの相互認証

●Sharedメモリアーキテクチャ(マルチドメイン制御)

●AEC-Q100準拠のAG2グレード対応(計画中)

●10万回のプログラム/イレースサイクル

●20年間の長期データリテンション

– 低電力、拡張温度動作範囲

●1.65V~1.95Vの単一電源

●-40℃~105℃の拡張温度動作範囲

TrustME(R)は、台湾台中にあるウィンボンド・エレクトロニクスの12インチウェハ自社工場にて製造されており、大量の組み込みソリューション需要にも対応可能です。

■ウィンボンドについて

ウィンボンド・エレクトロニクスはトータルメモリソリューションプロバイダです。製品の設計、研究開発、製造、および販売サービスのエキスパートとして、お客様のニーズに基づいたメモリソリューションを提供しています。ウィンボンド・エレクトロニクスの製品ポートフォリオは、スペシャリティDRAM、モバイルDRAM、およびコードストレージフラッシュメモリで、通信、家電、車載、産業用、そしてコンピュータ周辺機器市場におけるTier1メーカーで広く採用されています。

台湾中部サイエンスパーク(CTSP)を拠点とし、米国、日本、イスラエル、中国、香港に子会社を有しています。

稼働中の台湾・台中の12インチファブ、および新たに建設を進めている高雄の12インチファブをベースに、高品質メモリ製品を提供するため、更なる自社技術開発を進めています。

TrustME(R)は、ウィンボンド・エレクトロニクスの商標です。この資料に記載されている他のすべての製品名は、識別のみを目的としており、それぞれの会社の商標または登録商標です。